八ヶ岳開山祭:登山の夏シーズンのスタート

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開山祭

北横岳南峰から
北横岳南峰から

5日、八ヶ岳連峰の北横岳山頂で第62回八ケ岳開山祭が開かれました。北峰山頂には約300人(正確には数えていませんが…)の登山者らが集まり、諏訪大社の宮司さんの神事で登山の安全を祈願しました。本格的な夏山登山の幕開けです。

とはいえ、登山道にはまだ峰桜が小さな花をつけていました。同じ日、赤岳山頂で開かれる予定だった開山祭は、前夜に雪が降ったため、開催場所を行者小屋に移して行われました。夏山といっても山はまだ寒く、春が始まったばかり。あちこちでピンクの花を咲かせていたイワカガミが印象に残りました。

ミネ桜

イワカガミ
イワカガミ

八ヶ岳連峰:6月 本格的な登山シーズン始まる

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6月5日は八ヶ岳連峰の赤岳、北横岳などの山頂で開山祭が開かれます。本格的な登山シーズンの始まり。

前日の6月4日には、白駒荘、オーレン小屋、湯元本温泉、山びこ荘、赤岳頂上山荘、硫黄岳山荘、赤岳展望荘、美濃戸山荘など多くの山小屋で開山前夜祭を開催予定。硫黄岳山荘では、テノール、ピアノ、クラリネットの演奏会が開かれるほか、赤岳展望荘ではじゃんけん大会、振る舞い酒、餅つきで登山シーズンの幕開けを祝います。

写真は、杖突峠の展望台から望んだ八ケ岳連峰です。

DSC_0393

蓼科高原に春の妖精ヒメギフチョウが舞う

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蓼科高原でヒメギフチョウを見つけました。すかさず、カメラで追いかけました。撮影できたのはこの写真。羽が痛んでいますが、この蝶はヒメギフチョウですよね。

落葉樹林が多い蓼科高原。早春、落葉樹林が葉を落として、太陽の優しい光が林床に差し込みます。若葉が茂るまでの短い陽光を利用して、生きている生き物をスプリングエフェメラル(春のはかない生き物)と呼ぶそうです(注・詳しくは「グリンポ3」を参照)。春の妖精とも呼ばれ、ヒメギフチョウ、彼女もまたスプリングエフェメラル。

ヒメギフチョウはギフチョウともに日本では保護活動があちこちで行われ、人気も高く、採取に訪れる人も少なくないと思われるので、出会った場所と時間は詳しく記しませんが、蓼科に来れば「春の妖精」に出会えます。

蓼科高原に春到来。ヒメギフチョウを発見!
蓼科高原に春到来。ヒメギフチョウを発見!

サクラ:蓼科高原にある小津安二郎の一本桜咲く

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蓼科高原の“小津の一本桜”が花開いた。“小津の一本桜”とは、映画監督の小津安二郎がシナリオの構想を練りながら散策したコースにあるサクラのこと。小津は、「東京物語」を撮り終えた翌年の昭和29年から昭和38年に60歳で亡くなるまで蓼科の生活を楽しみながら、「東京暮色」や「秋刀魚の味」など数々の名作を生み出しました。

サクラは、小津の散歩コースの途中にあり、小津作品にも出演した俳優の佐田啓二の別荘の先にあります。蓼科山や北横岳を望むことができ、小津のお気に入りの場所だったそうです。

小津桜小津の一本桜

サクラ:蓼科・聖光寺のソメイヨシノ満開 

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例年であれば5月初旬に満開となる蓼科高原の聖光寺のソメイヨシノが満開になりました。24日には桜祭りが開かれ、多くの見物客が訪れていました。でも、蓼科のサクラは5月に開く方が似合うのではないでしょうか。聖光寺の標高は1220メートルです。ふと気になって、さらに標高が高いところにある蓼科の1本桜を見てきました。この桜、まだ蕾は固く、花開くまでは時間がかかりそうです。映画監督の小津安二郎が好んだサクラです。満開のサクラの写真をお届けできればと思いますが、どうなることやら…。

聖光寺

サクラ:茅野市北山の糸萱公民館のサクラ満開

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茅野市北山の糸萱公民館にあるサクラが満開となりました。21日午後からの雨で散ってしまうのかと心配です。

サクラは八ケ岳連峰を背景にした絶景の地にあります。残念ながら、満開のサクラを特集したグリンポ3号では紹介していません。理由は極めて単純で、満開のサクラの写真が手に入らなかったからです。グリンポでは紹介できていないサクラの名木、名所はたくさんあるでしょう。地元の方々だけが知っている無名の名所もあると思います。グリンポ編集部に情報をお寄せください。

糸萱公民館の桜