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蓼科高原の“小津の一本桜”が花開いた。“小津の一本桜”とは、映画監督の小津安二郎がシナリオの構想を練りながら散策したコースにあるサクラのこと。小津は、「東京物語」を撮り終えた翌年の昭和29年から昭和38年に60歳で亡くなるまで蓼科の生活を楽しみながら、「東京暮色」や「秋刀魚の味」など数々の名作を生み出しました。
サクラは、小津の散歩コースの途中にあり、小津作品にも出演した俳優の佐田啓二の別荘の先にあります。蓼科山や北横岳を望むことができ、小津のお気に入りの場所だったそうです。