夕日に染まる横岳

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八ヶ岳連峰の第二峰は、岩稜が連なる横岳(2829㍍)です。
秋の終わりから冬までの間、平日の八ヶ岳は静寂に包まれています。
それだけに八ヶ岳の自然と静かに会話するなら、平日登山がおすすめ。
写真は、日没直前の横岳。右隣りは主峰の赤岳。赤岳が八ヶ岳の千両役者とするならば、横岳はそれを盛り建てる名バイプレイヤー。

好天が続いている八ヶ岳。夕日に染まる横岳。右隣りは主峰の赤岳。
好天が続いている八ヶ岳。夕日に染まる横岳。右隣りは主峰の赤岳。

晩秋の青空広がる北横岳

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北八ヶ岳ロープウェイを利用して、秋の北横岳へ。
溶岩台地の坪庭を抜け、シラビソの森を抜ければ北横岳の山頂です。
ロープウエイの山頂駅から約1時間の山登り。
北横岳は、南と北の二つのピークを持つ双耳峰。
眼下は紅葉まっさかりですが、稜線の紅葉はすでに終わり、晩秋の青空が広がっています。
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北横岳から八ヶ岳峰々を望む。右奥は南アルプス。
北横岳から八ヶ岳峰々を望む。右奥は南アルプス。
北横岳山頂(北峰)から北側を望む。蓼科山が見える。
北横岳山頂(北峰)から北側を望む。蓼科山が見える。
北横岳の山頂(北峰)。標高2480㍍。
北横岳の山頂(北峰)。標高2480㍍。

八ヶ岳のツガマツタケって?

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唐沢鉱泉の女将さんから昨日の23日、ツガマツタケの炊き込みご飯をいただいた。
通称、高山のマツタケといわれ、香りや触感、歯触りはマツタケに近い。旨い。ちょっと豪華になった夕食に大満足。女将さん、どうもありがとうございました。
さて、ツガマツタケは正式には何というキノコなのだろう。「きのこ図鑑」(家の光協会)を見ても掲載されていない。
索引のツの欄には、ツガサルノコシカケ、ツガノマンネンタケが載っているが、これらとも違う。針葉樹林の中に発生するオオツガダケ、オオモミダケだという意見もあるがどうだろうか?
ツガマツタケは、標高1700~1800メートル付近にあるツガの根元から生える。地元ではキノコ通が「マツタケ採ったぞ」と自慢げに見せびらかされることも多い。傘が開くと、数十センチになり、大きなものは、すき焼きにして食べる。どなたか、ツガマツタケの正体をご存知の方はいらっしゃらないか?

ツガマツタケの炊き込みご飯。ツガマツタケは高山帯のマツタケと呼ばれています。
ツガマツタケの炊き込みご飯。ツガマツタケは高山帯のマツタケと呼ばれています。

蓼科:贅沢かけ流し「小斉の湯」も紅葉の中

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蓼科には親湯、滝の湯などいくつかの温泉がありますが、意外に知られていない名湯が「三室源泉」。
草津や万座、玉川温泉にひけをとらないほどの名湯と言われ、湧出口の泉温はなんと83度。泉質は酸性で、これほどの高温で酸性の温泉は全国でも数パーセントしかありません。
蓼科の小斉の湯は三室源泉から引いた湯の源泉かけながし。蓼科カントリークラブ、水明閣などこの地域の施設や旅館は三室源泉を使っています。
一度は入りたい名湯ですね。

蓼科の名湯、「小斉の湯」も紅葉の中。
蓼科の名湯、「小斉の湯」も紅葉の中。
小斉の湯の「雲海の湯」=写真は夏
小斉の湯の「雲海の湯」=写真は夏

映画監督 小津安二郎が愛した蓼科

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蓼科湖が紅葉に染まっています。
蓼科高原は昭和に入ってから別荘や観光開発が進められてきました。
多くの人たちに愛されてきた蓼科ですが、中でも映画監督の小津安二郎は、シナリオライターの野田高梧とともに蓼科高原での生活を楽しみました。
映画「東京暮色」から「秋刀魚の味」など数々の名作が生み出されたのは、この地からです。
かつては多くの映画人が山荘を作りました。新藤兼人、山内久、井上和男、佐田啓二、今村昌平、笠智衆、桜むつ子…。
「蓼科映画村」とも呼ばれ、蓼科の色が当時の映画の色彩のモチーフになったのです。

蓼科湖から蓼科山(左)と北横岳を望む
蓼科湖から蓼科山(左)と北横岳を望む