八ヶ岳山麓:御射鹿池の美しさは晴天の夕刻に限る!
青空が広がった13日午前、八ヶ岳山麓の御射鹿池には相変わらずたくさんの観光客が訪れています。
御射鹿池は八ヶ岳連峰の西側の斜面に位置。そのため、池の背後から太陽が昇るので早朝は影に覆われ、午前中は見物地点から池を望むと逆光になってしまいます。
紅葉が進んできましたが、訪れるなら夕焼けで空が染まる頃がお勧めです。
写真は午前中の御射鹿池です。
青空が広がった13日午前、八ヶ岳山麓の御射鹿池には相変わらずたくさんの観光客が訪れています。
御射鹿池は八ヶ岳連峰の西側の斜面に位置。そのため、池の背後から太陽が昇るので早朝は影に覆われ、午前中は見物地点から池を望むと逆光になってしまいます。
紅葉が進んできましたが、訪れるなら夕焼けで空が染まる頃がお勧めです。
写真は午前中の御射鹿池です。
北八ヶ岳山麓の茅野市奥蓼科にある御射鹿池の紅葉は10月下旬に本番を迎えます。例年は10月中旬なのですが、少し遅れています。
17日、天気は曇天にもかかわらず多くの観光客。茅野市が駐車場を整備してから大型観光バスが乗り付けるようになり来訪者は急増しています。
御射鹿池は画家の東山魁夷が「緑響く」のモーチーフとしてとして有名になりました。
昭和の初めに造成された小さなため池です。奥蓼科温泉郷の水は酸性が強く、麓に広がる標高1000~1100メートルの農地はかなりの寒冷地のために御射鹿池を水を温めるようにしたようです。池の周囲は森に囲まれ、余計な光が入らないうえに酸性度の強い水面は独特の色を放ちます。四季折々に表情を変えますが、特に紅葉期や夕暮れの時には神秘的な光景となります。
名前は、諏訪大社の鹿を射る神事がからきていることもあり、神秘性がさらに深まるのでしょう。
台風の影響で八ヶ岳連峰の登山道がいくつかで傷を負ってしまいましたが、ほとんどのルートは完治しました。
美濃戸口、桜平、渋の湯などの主要登山口は、通行可能。登山口までの車道も、自動車での進入に支障はありません。
美濃戸口からは「登山者のみ」通行でき、車両の通行は当分の間できないようです。美濃戸の北沢は、川沿いの道が損傷したため山側を通過することになります。
北八ヶ岳ではコケの森がきれいです。是非、足を運んでくださいね。
八ヶ岳山麓の茅野市にある運動公園は、野生の二ホンリスを観察できる数少ないスポットといわれ、全国でも極めて珍しいといいます。
先々代の市長が大きな反対を押しのけ、茅野市街地に大きな公園をつくったのが始まり。今では、野球場、テニス場、屋外コンサート会場、陸上競技場、体育館などが多くの市民に利用されています。二ホンリスもいつしか繁殖し、多くの市民に憩いの小動物として愛されています。
10月13日までアマチュア写真家の橘田利幸さん(75)がそんな二ホンリスを10年余にわたって追いかけた写真展が茅野市民館で開かれています。あっと驚くリスの日常がカメラのレンズにとらえられています。
今夏、蓼科湖畔にオープンした牛肉バル&レストラン「蓼科牛Ittou(いっとう)」。8月には約2000人の利用者があり、評判はうなぎのぼり。「東京に出店すれば成功するよ」とうれしい感想を語ってくれた観光客もありました。
蓼科牛の部位を堪能できる焼肉の美味しさはもちろん、私が感動したのはランチメニューの中の「牛カツランチ」(1,580円、税別)。メニューの一番下に顔を出しているランチなので注文する人は少ないようですが、これまで体験したことのない食感がたまらなくおいしいですよ。
日本ではカツといえば、トンカツが定番ですが、牛肉のカツは肉の旨さを味わえる感動があります。首都圏では一時、牛カツがブームとなり、名店に行列ができたようですが、潮が引くようにブームは静まってしまいました。「蓼科牛Ittou」の牛カツはブーム再来のきっかけになるかもね。
八ヶ岳山麓の水田ではようやく稲刈りが本格化。今秋は長雨続きで刈り取りが遅れました。
茅野市米沢の農産物直売所「みどり市」では、「米沢米」の新米が9月末からようやく登場しています。
「米沢米」の名は、山形県の米沢ではなく、長野県茅野市の米沢地域の名産物であることから命名されています。
とにかく、「米沢米」は旨い。品種はコシヒカリ。八ヶ岳山麓や霧ヶ峰高原から湧き出したミネラル豊富で不純物が少ない名水によって育ち、当地は温暖の差が激しいことから甘くうまみの深い米質となり、魚沼産コシヒカリとそん色ないほど上質です。個人的見解ですが、魚沼産以上に美味しいと思います。しかも低価格。知名度は高くはありませんが、隠れたブランド米ですよ。
蓼科高原は実りの秋を迎えています。高原野菜などを販売しているたてしな自由農園の店内は、リンゴの甘い香りが充満。むせかえるほど、甘い香りに包まれています。
旬を迎えた長野県オリジナル品種の中で「りんご3兄弟」に数えられる「秋映」と「シナノスイート」がたくさん並んでいいます。
「秋映」は9月下旬から10月上旬、「シナノスイート」は10月上旬から10月下旬が出回る時期。だから、10月初旬は、リンゴ3兄弟の「2兄弟」あるいは「2姉妹」かもしれませんが、一緒に顔を並べます。
それにしても、どっちが美味しいのでしょうか? 「秋映」は甘さ、酸味、香りのバランスが良く、食感はやや硬めか。「シナノスイート」は、甘さに関しては満点です。
一袋に大粒リンゴが3~4個入って、いずれも650円ぐらいで販売されていましたけど。
どちらがうまいかは、食べてみて判断してください。では、私は、これからいただきます‼
で、3兄弟目のリンゴは、シナノゴールド。11月下旬が旬です。