霧が立ち込める八島が原湿原。マツムシソウが咲いています。
アザミにヒョウモンチョウ
霧ヶ峰の北西にある八島が原湿原(七島八島)は29日、霧の中。霧ヶ峰は、1年365日のうち250日ほどが霧に包まれるためにその名がつきました。八島が原湿原は、標高1620㍍の高層湿原。植物や泥などが堆積して、池の水位より高い位置に湿原が隆起している湿原を高層湿原といいます。高層湿原としては本州の南限となります。
6月から9月にかけて花々が咲き誇り、昆虫たちが活発に活動します。霧の中、ヒョウモンチョウが雨で濡れた羽を広げて、飛び交っていました。