冬の八ヶ岳必読書:グリンポ2好評発売中

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赤岳、阿弥陀岳、横岳など八ヶ岳連峰の山々は雪化粧を始めています。八ヶ岳通信発行のビジュアルガイド本「グリンポ2」(2016年版)は好評発売中です。

初心者向けの冬の八ヶ岳登山やスノーシューポイントを丁寧に解説したガイド本です。

白銀の北横岳や坪庭、厳冬の夏沢鉱泉周遊、光が輝く池の平や車山の楽しみ方に加え、長野県警山岳遭難隊の冬の装備を公開しています。初心者に加え、中級者向けの情報も満載。名湯をめぐる蓼科高原編は、登山や雪山トレッキングの後に訪れたいスポットを紹介しています。

購入希望者は、サイドバーのグリンポ2の表紙をクリックしてください。

北ヤツ

グリンポ第二弾の特集は、初めてのスノーシュー
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八ヶ岳山麓:長円寺のカエデでモミジと紅葉の違いを考える

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長円寺カエデ

八ヶ岳山麓の紅葉の名所として知られる長円寺(茅野市)。境内のカエデが見ごろを迎え、多くの人が訪れています。4日(土)はあいにくの小雨と風吹く寒い日となりましたが、それでも家族連れやカップルがカエデとの記念写真を撮っていました。夕暮れから午後9時までライトアップが行われています。10日まで。

ところで、カエデとモミジはどう違うのでしょう。紅葉とモミジとはどう異なるのでしょうか?

秋、植物の葉が赤く色づくことを紅葉といいます。黄色や黄褐色に変わることを黄葉といいます。一般的には、紅葉と黄葉を合わせて「モミジ」というようです。モミジは、植物の種類ではないのです。

一方、カエデはカエデ科カエデ属の総称です。世界には約120種類もあるそうです。そのうち日本には約20種類が北海道から九州にわたって広く自生しています。

カエデ属はいずれも落葉高木。葉の形は、手のひら(掌)状に分裂したものが多く、葉が裂けないカエデや葉の数が少ない種類もあるそうです。

で、真っ赤に境内を染める長円寺のカエデの種類は何んなのでしょうか?

葉の形状からすると、ヤマモミジか、イロハカエデか、アサノハカエデかと思うのですが…。

境内から葉っぱを拾ってきました。

カエデでしょう