2017年 諏訪大社上社:初詣は大盛況

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明けましておめでとうございます。

元旦の朝は、快晴。2017年は青空の中で開けました。

早速、諏訪大社上社に初詣。大混雑の行列に並び、「この1年がいい年でありますように」と祈念しました。

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上社の幣拝殿は、立川流の宮彫師によって作られたものです。幣拝殿に向かって、二礼二拍手一礼する際、木彫りの彫刻に気を配ってみてください。繊細で力強い彫りに驚きますよ。

立川流は江戸時代中期に諏訪地域で誕生した宮大工の流派です。初代は立川和四郎冨棟という方で、現在の諏訪市角間あたりで生まれました。子供の頃から絵心があり、13歳の時に江戸に修業に行ったといわれています。当時、江戸では大隅流が隆盛を極めていました。和四郎は、その大隅流から分派した「江戸立川流」の棟梁のもとで彫刻を学び、諏訪に戻って「立川流」を起します。一般的に「立川流」という、江戸の立川流ではなく、和四郎の立川流を指します。

上社幣拝殿は、その和四郎の子供である冨昌の作です。ちなみに、初代和四郎の作は、諏訪大社秋宮の幣拝殿、茅野市にある白岩観音堂、諏訪市の手長神社の拝殿などです。

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