2016年の今年は諏訪大社の御柱祭り

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諏訪大社は今年、6年ごとの寅と申の年に宝殿を新築し、社殿の四隅に立つモミの木の柱を建て替える「御柱祭」と呼ばれる神事が行われる。「諏訪大社式年造営御柱大祭」が正式名称。諏訪大社は、上社の本宮、前宮と下社の春宮、秋宮の4社からなる。上社は諏訪湖を挟んで南の八ヶ岳側にあり、下社は北側にある。御柱祭では、これら4社に各4本、合計で16本の柱が氏子たちによって建てられる。

柱の長さは約17メートル、直径1メートル以上、重さは約10トンにもなる。この巨大な木を山から切り出し、人力だけで山道を運び、坂を超え、大きなカーブを進み、川を渡り、4社の境内まで曳航。クライマックスの一つは、巨木に氏子たちが乗り、急坂を滑り落ちる木落だ。1200年以上の歴史があるとされるが、起源は謎のままだ。

上社御柱祭は、山出しが4月2~4日、里曳きは5月3~5日、宝殿遷座祭6月15日。下社御柱祭は、山出し4月8~10日、宝殿遷座祭5月13日、里曳き5月14~16日。

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