春の七草のひとつ、セリ。冬が旬ですが、冬から春に季節が変わりつつある蓼科高原では、いまも旬が続いています。
香が高く、緑濃い、若いセリはとてもおいしい。宮城県ではセリの根も食べるようですが、根まで取ってしまうと、翌年、セリが出てこなくなってしまいますので、緑深い葉と茎の部分を、親指に力を入れて、ポキンと折って、摘みます。
冷水で汚れを落とし、湯がいてから、少し水に浸しておくと、アクが抜けて、さらに美味。蓼科高原では、シカが好んで、セリを食べます。シカに食べられる前にセリの若葉をいただきます。
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