北横岳と縞枯山の間にあるピラタス蓼科スノーリゾートは10日、オープンしました。雪不足で泣いた昨年に比べ7日早いスキー場開き。11日には、関係者が集まり安全祈願祭が開かれ、「冬らしい冬になってほしい」と願いました。ゲレンデには、待ちわびていたスキーヤーやスノーボーダーが雪の感触を楽しんでいました。
同スキー場は、北八ヶ岳ロープウエイを利用すると、全長4キロメートルの林間ロングコースを楽しむことができます。雄大な樹氷の森の中を滑りぬけると、目の前に日本三大アルプスや稜線が白銀で輝く八ヶ岳連峰の絶景が広がります。
登山家で作家であった深田久弥は、八ヶ岳連峰からの展望について「その頂上からの放射線状の展望は天下一品である」(『日本百名山』(新潮文庫))と記しています。
