諏訪市の宮坂醸造の蔵元ショップ・セラ真澄で21日、新酒祭りが開かれました。真澄の新酒のしぼりたて生原酒「あらばしり」は、蔵元の名物。今シーズンから純米酒として生まれ変わり、酒樽でふるまわれました。
純米酒に変えたことについて、宮坂直孝社長は「あらばしりは、醗酵の最終段階でアルコールを足す本醸造という規格でずっときましたが、米と水しか使わない純米酒に変える決断をしました。アルコールを添加すると、香りが逃げなくなったり、えぐみなどがなくなったりといくつかの利点はありますが、日本酒なら純米酒で勝負という思いがはじけました。昨年に比べ酸味があり、すっきりとした飲み口。おいしい酒に仕上がりました」と話していました。
さて、そのお味は? 「甘味が抑えられ、うーん、うまい」

