蓼科:新装オープン、蓼科牛Ittou(いっとう)とは?

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いっとう盛り

蓼科湖畔に誕生した蓼科牛専門レストラン「蓼科牛Ittou」ってどんなお店ですか? という趣旨の問い合わせが相次いでいます。で、お答えします。

「蓼科牛Ittou」は、蓼科の活性化を目指す観光まちづくり会社「帰ってきた蓼科」が誘致して今年7月21日に誕生した新レストランです。

帰ってきた蓼科は昨年5月、地元出資により誕生したDMC(ディスティネーション・マネージメント・カンパニー)です。地域の自然、伝統・文化、食、芸術、歴史、風俗などの観光資源を活用しながら、地元住民や行政、金融機関、関連団体などと共同して観光地域づくりを実現していく法人です。

「帰ってきた」の名称には、「観光客にたくさん来てほしい」「若い世代にUターンで地元に帰ってきたほしい」「かつての賑わいを取り戻したい」などの意味が込められています。

帰ってきた蓼科は設立から1年間をかけて、どうしたら蓼科の観光や地域が元気になるのかと真剣に考えてきました。観光客や地元の観光関連事業者、別荘住民を対象に複数のアンケートを実施。その中で圧倒的に多かった要望が新飲食店の開設でした。「蓼科高原にお蕎麦屋さん以外の飲食店をつくってほしい」「観光関連会社で働く人たちの食事の場がない」「蓼科湖畔においしい飲食店を」をなどの意見が寄せられました。

「蓼科牛Ittou」は、帰ってきた蓼科による観光地域づくりの第一弾の取り組みで誕生したレストランです。本店は、長野県立科町にある「蓼科牛いっとう」という焼肉店ですが、蓼科湖畔のお店は「いっとう」が「Ittou」という表記に変わっています。これは、一般的な焼肉店ではなく、蓼科牛というブランド牛をおいしく食べることができる新しいスタイルの飲食店にしようという思いが込められています。

オーナーは、角田大徳さんという青年です。首都圏や海外の飲食店で修業をし、Uターンで信州に帰ってきました。実家は約300頭の蓼科牛を飼育している牧場です。「蓼科牛を全国ブランドにしたい」「地域活性化に少しでも貢献したい」と一念発起。今回、帰ってきた蓼科と共同し、蓼科店の開業が実現しました。

蓼科牛Ittouで扱うビーフは文字通り産地直送。鮮度は抜群です。牛を一頭まるごと仕入れています。だから、多様な部位を満喫できます。メニューは多彩で、家族連れ、グループ、カップル、一人旅の皆さんに楽しんでいただける準備を整えています。

その美味しさ、旨さは味わっていただければわかると思います。角田さんは「両親の牧場を継いで、守っていきます」という熱い思いを持つ誠実な若者。皆さん、応援をよろしくお願いします。

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蓼科湖
蓼科湖
蓼科牛Ittouは湖畔にあります。
蓼科牛Ittouは湖畔にあります。

 

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