諏訪大社上社の御柱祭始まる:強風の中の山出し

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諏訪大社上社の御柱祭は2日、始まりました。心配された天気は晴天。青空が広がりましたが、強い風の中での山出しとなりました。

御柱祭は上社、下社に分かれ、それぞれに山出しと里引きが3日間ずつ行われます。上社8本、下社8本の計16本の御柱が山から里へと曳き出されます。上社山出しは4月2日から4日。八ヶ岳山麓の「綱置き場」から、茅野市安国寺の御柱屋敷まで氏子が巨木を人力だけで曳行します。

この日の難所は「大曲(おおまがり)」と呼ばれる90度に近い曲がり角。氏子たちが力と息を合わせて、長さ17~18メートルの巨木を運びます。ただ、強風のため予想以上に時間がかかり、8本目の柱が大曲にさしかかったのは予定時間から2時間ほどの遅れ。それでも、氏子のほかたくさんの見物人が大曲に詰めかけ、立錐の余地もないほどの盛り上がりとなりました。

最大の見どころとなる「木落し」と「川越え」は、3日に5本、3本、4日に3本、5本が行われます。

なお、下社の山出しは4月8日から10日。

上社御柱始まる

難所の「大曲」
難所の「大曲」

 

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